2017年を振り返る / 2018年の抱負
あけましておめでとうございます。今年も毎年恒例の抱負エントリからはじめましょう。
年末はひとりアドベントカレンダー的なことをやろうとしていたのですが、とっちらかって終わってしまっていますね。書き溜めてある記事はないのですが、まだネタはありそうなので、どこかで愚痴を形にできるとよいのですが…。
それはさておき、今回もさくさくと去年を振り返ってみましょう。
2017年の抱負 として挙げたのは
の6個でした。
まずはそれぞれについて振り返っていきます。
ひきつづき Sphinx のメンテナ活動をする:△
今年は仕事と執筆、体調不良のおかげでいつものペースでコードが書けずにもやっとしていました。
コミットの量を見てみても、7-9月と12月前半がスカスカです (ref: Contributors to sphinx-doc/sphinx · GitHub) 。
そんな状況だったので、相も変わらずイシューが大変なことになっています。1月2日現在だと 658本のイシュー + PR があります。年末に作ったイシュー増加傾向のグラフもいい感じに右肩上がりになっていて萌えますね。
毎年のことですがジリ貧ですね。
なにか使えるツールをリリースする (少なくとも一本以上):△
念願の CommonMark パーサを一本書きました。完成度 70-80% ぐらいのところで、遊んでる場合ではないと我に返って Sphinx 業に戻ってしまったので、残念ながらリリースには至っていないのですが、やはりパーサを書くのは楽しいですね。
github.com
ただ、作るところまではよかったものの、リリースできなかったので△ってところで。
他には sphinxcontrib-reviewbuilder 0.0.8 : Python Package Index のバージョンアップを手伝ったりしました。これで書籍の入稿フォーマットとして Sphinx が使いやすくなったはずです。Sphinx 本でも利用しています。
技術書を読み続ける。時間を取る。:△
2017年も 新宿 Book-a-thon に助けられました。
実践DDD本を読み進めるのにかなり苦労した挙句に、いまは Real World HTTP に浮気しているという感じですね。
さらに、途中で Sphinx 本の校正をはさんだりしたので、今年はいつもに増して本を読めていないなーという感じです。
初心に戻って、今年は本を読む時間を確保したいですね。
家の片付け:✕
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
健康生活:✕
11月末あたりからハードな風邪を引いてしまって、まだ 1ヶ月かかってようやく落ち着いてきたところです。
体重はほぼ安定しているのが唯一の救いですかね。
その他の振り返り
Google の Open Source Peer Bonus Program を受賞?した
詳細はこちら Announcing more Open Source Peer Bonus winners | Google Open Source Blog 。
日頃の Sphinx 業を評価していただいたので非常にありがたいですね。
その後、いろんな人にも祝っていただきました。
表彰には感謝しつつも、気負わずにマイペースでやっていくことにします。
年も変わったので、もうこれで自慢するのは難しいですしね。
Sphinx 本を改定した
今年の時間を吸い取っていったもののひとつです。微調整しよう、だったはずが大手術になってしまった案件です。
www.oreilly.co.jp
ただ、その甲斐もあってかなり読みやすくなったはずです。興味がある方は是非見ていただきたいですね。
まとめ / 2017年の抱負
去年の抱負の成果は ○ 0つ、△ 3つ、× 3つでした。散々な感じですね。
体感的にもそんな感じなので、今年は精進していきたいところです。
というわけで、さっくり今年の抱負。