僕が使っている vagrant plugins

昨日の vagrant + chef 勉強会 では vagrant を初めて使う人や、
vagrant は使っているけどプラグインは特に使っていないという人がいたので、
いま僕が利用している vagrant plugins について紹介します。

なお、現在 vagrant は 1.1系がリリースされていますが、
どのプラグインもまだ 1.1 対応していないようなので残念ながらこの記事は 1.0系がベースになっています。

sahara

多くの人が利用しているので、非常に有名なプラグインがこの sahara です。
virtualbox のスナップショット機能を利用し、VM の状態をある時点に巻き戻すことができます。

$ vagrant sandbox on  # sandbox モードに入る (ここに巻き戻すことができる)
# 何か変更をする
$ vagrant sandbox rollback  # sandbox モードを解除し、VM を巻き戻す

rollback ではなく commit をすることで VM の状態を反映させることもできます。

chef で環境を作る際は、ちょっといじって、戻して、壊しての繰り返しになるので、
その際に sahara は必須のプラグインです。


余談ですが、僕は sahara を使う前は vagrant-snap というプラグインを利用していました。
vagrant-snap はいくつものスナップショットを切り替えたりする(sandbox はひとつだけ)というものだったのですが、
virtualbox/vagrant のバージョンアップを追いかけきれずに更新が止まってしまいました。
だれかせっかくなので vagrant 1.1 対応と一緒に直してくれると嬉しいんですけどねぇ。

sahara はまだ github issues で https://github.com/jedi4ever/sahara/issues/18title=vagrant 1.1 対応のイシューが立っているだけのようです。

veewee

この前書いた記事 で紹介したプラグイン、veewee もたまに使います。
ちなみに sahara と veewee は同じ作者(jedi4ever)ですね。

veewee は virtualboxVMWare fusion 用の VM イメージを作ってくれるツールです。
誰かが配布している VM イメージを信頼して良いのかわからないときはこれが役に立ちます。

veewee はまだ github issues で vagrant 1.1 対応の議論をしているところのようです。

vagrant-vbguest

最後が vagrant-vbguest です。
vagrant-vbguest は VM イメージ内の Virtualbox Guest Additions をあたらしくしてくれるプラグインです。

virtualbox がたまにバージョンアップしてくれ!とポップアップを出すので、
なんとなくバージョンアップをしてしまうのですが、そうしたときに vagrant は実行している virtualbox
VM イメージの Guest Additions のバージョンが一致しないよ、とアラートを出します。

vagrant-vbguest はそれを解消してくれる素敵なプラグインです。
しかも、いま見てみたら最新版では vagrant 1.1 に対応していますね。

まとめ

veewee はたまにしか使わないのですが、sahara はよく使うので
僕はまだしばらく vagrant 1.1 系には引越しできないようです。