2018年を振り返る / 2019年の抱負
あけましておめでとうございます。今年も毎年恒例の抱負エントリからはじめましょう。
年末から年始にかけて、すこし体調を崩していたので休息を兼ねて寝正月です。
さて、三が日も過ぎようとしていますし、ぼちぼち去年を振り返ることにしましょう。
2018年の抱負 として挙げたのは
- Sphinx のメンテナ活動をがんばる
- なにか使えるツールをリリースする (少なくとも一本以上)
- 技術書を読み続ける。時間を取る。
- 家の片付け
- 健康生活
の5個でした。
それぞれについて振り返ってみましょう。
Sphinx のメンテナ活動をがんばる:○
917コミット。がんばりました。
ちなみに、執筆時点ではあと 450コミット強で作者(Georg)のコミット数を越えられそうです。
コミット数はコードの価値や品質とは直接関係はないのですが、継続的な活動をしているという意味でたまに見ているので、
それが大台に乗るというのは励みになりますね。
ま、最近はリファクタリングで細かいコミットを積みまくってるので、越えられたとしても浮ついたりせずにやっていくことにしましょう。
イシューの数も去年の12月からずいぶん減らしました。開発合宿をやったのも効いてる気がします。
今は一進一退な状況ですが、引き続きマイペースにやっていきます。
なにか使えるツールをリリースする (少なくとも一本以上):○
docutils-stubs をリリースしました。
詳細は改めて記事を書くつもりですが、docutils の型情報パッケージです。
1年以上前から仕込んでいたのですが、 @cocoatomo の協力によって完成しました (というか大部分書いてもらった)。
これによって、ついに Sphinx の型アノテーションが Python3 ベースに切り替わりました。
とてもニッチで、万人にとって使えるものではないのですが、
Sphinx の開発にとっては必要不可欠なものだったので満足度は高いです。
ちなみに、去年「少なくとも pycmark をリリースするというのはやりたい」と書いていたにもかかわらず、
pycmark はノータッチです。おおよそパーサが完成してしまったので、興味がかなり薄れてしまいましたね。あらら。
技術書を読み続ける。時間を取る。:○
今年は Book-a-thon を自宅周辺開催にしたので、何を読んだのかの記録がほぼありません。
ただ、安定して毎月時間は確保していたので、○にしておこうかしら、と。
何人かからは復活? のリクエストを貰っているし、様子を見て外でもやろうと思っています。
興味がある人は声をかけてください。
家の片付け:✗
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。(2年連続)
健康生活:○
おおよそ安定してました。
疲れが溜まったり、肩や首がばっきばきになることもあるので、
それなりにメンテしていかないとあかんなーとは思ってます (が何もしてない)。
その他の振り返り
個人スポンサー制度をはじめました
このブログや Twitter でも何度か宣伝をしていますが、今年から個人スポンサー制度を始めました。
おかげさまでたくさんの方に支援していただき、安心して喫茶店開発を続けられています。
また、mac mini を刷新したのでそれもぼちぼち活用していこうと思っています。
技術書典で docutils 本を出した
おそらく世界で唯一の docutils 本です。
スケジュールの都合から突貫でかきあげたものなので、続きを書く時間を取りたいですね。
CTO になった
弊社(株式会社タイムインターメディア)の CTO に就任しました。
…が、目の前の仕事に追われてしまい、CTO っぽいことはほとんどできていません。
半年かけてやることが徐々に見えてきたので、来年も目の前の仕事と取っ組み合いをしつつ、
うまく時間を作って付き合っていこうと思います。
まとめ / 2019年の抱負
去年の抱負の成果は ○ 4つ、× 1つでした。割と達成できてますね。
ただ、体感としては進歩した気がしないので、慢心せずやっていくとしましょう。
というわけで、さっくり今年の抱負。